2016年06月22日
IASBは、2016年6月20日、「株式に基づく報酬取引の分類と測定(IFRS第2号の修正)」を公表し、特定の種類の株式に基づく報酬取引に係る会計処理を明確化しました。
本修正基準は、IFRS解釈指針委員会を通じて開発され、以下の会計処理に関する要求事項を提供しています。
・権利確定条件や権利確定条件以外の条件が現金決済型の株式に基づく報酬の測定に与える影響
・源泉徴収義務に係る純額決済の要素を有する株式に基づく報酬取引
・株式に基づく報酬取引の分類を現金決済型から持分決済型に変更する条件変更
本修正基準は、2018年1月1日以後に開始する事業年度から適用され、早期適用が認められます。
詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。