IFRS財団とESMAがプロトコルに関する共同文書に合意

2014年07月16日

  2014年7月15日、IFRS財団と欧州証券市場監督機構(ESMA)は、相互利害関係の分野における連携の基礎となるプロトコルに関する行動文書に合意したことを発表した。

  IFRS財団は、独立基準設定主体であるIASBを通じて、公益のため、一般目的財務諸表に透明性と比較可能性のある情報を要求する単一の高品質の国際会計基準の開発にコミットしている。IFRSとして知られるこの基準は、100ヶ国以上で強制適用されている。また、残りの国々の多くにおいても何等かの形態でIFRSの使用が要求されているか容認されている。

  ESMAは独立した欧州連合(EU)機関であり、投資家保護を高め、EUの金融市場が良好に機能するための安定を促進する。ESMAは、EUの金融市場のための単一のルールブックを構築すること、およびEUにおける一貫した適用を保証することで、この目的を達成する。

  本プロトコルに関する共同文書は、IFRS財団とESMAにおける現在のハイレベルな協力関係を再確認し、電子報告、新基準の適用および他の発生する財務報告事項を含む、協力関係に関する追加の分野を説明している。

 

  詳細はIASBウェブサイトをご参照ください。

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