SME適用グループが2つの最終のQ&Aを公表

2012年04月11日

SME適用グループ(SME Implementation Group: SMEIG)が2012年4月10日に「中小企業向け国際財務報告基準」に関する2つのQ&Aを公表しました。

・Q&A 2012/01 「過度の費用又は努力」の適用

・Q&A 2012/02 国が完全版IFRSへの復帰を要求

 

これらの2つの最終のQ&Aは、SMEIGが2011年9月(コメント期限は2011年11月)の5つのQ&A案公表に関して受け取ったインプットを反映しています。一般のコメントを考慮した後、SMEIGは以下の3つのQ&A案に関する最終のQ&Aを公表しないことを決定しました。

・総論 論点 1-「中小企業向けIFRS」公表前に終了する会計期間に係る「中小企業向けIFRS」の適用

・セクション 3 論点 2-「中小企業向けIFRS」の原則からの乖離

・セクション 3 論点 3-各国規制による財務諸表様式の規定

 

SMEIGが公表したQ&Aは、中小企業向けIFRSの利用者が特定の会計上の問題を検討するために役立つ非強制的なガイダンス文書です。これらは、完全版IFRSを適用するように修正する意図はありません。

 

詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。

IASBのウェブサイト

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