IASC財団評議員会、更なるガバナンスの強化を目指した定款変更を公表

2010年02月18日

IASBの上部組織であるIASC財団評議員会は、2010年2月15日、IASBのガバナンス強化を目指した定款の変更を公表しました。この変更は、公的説明責任の向上、利害関係者の幅広い関与及び業務運営の改善を目指した、IASC財団の5年毎の定款見直しパート2の結果を反映したものです。 

主な内容は以下の通りです。 

• IASBのテクニカル・アジェンダに関する3年毎の公開協議の導入 
• IFRSsのアドプションの強調 
• 原則主義アプローチへのコミットメント 
• 投資家を財務諸表の特別な利用者に指定 
• デユープロセスの要請と緊急事態における手続きの導入 
• 評議員会及びIASB双方に副議長を創設 
• 広範な利害関係者(タイプ及び地理的分布)を考慮に入れた言語の向上 
• 実務経験を確保するために2期目の任期を短縮 
• 組織内での名称の統一 

新しい定款は2010年3月1日に効力を発します。 

詳細はIASBのウェブサイトをご覧ください。 
IASBのウェブサイト

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