【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会 「時価総額を高めるための開示と投資家コミュニケーション ~経営者及び社外役員が抑えておくべきポイント~」(5/20)

掲載日
2026年06月05日

 2026年5月20日【社外役員推奨研修】公認会計士社外役員ネットワーク研修会「時価総額を高めるための開示と投資家コミュニケーション ~経営者及び社外役員が抑えておくべきポイント~」が開催されました。

 後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。

【講師】:小島 光裕 氏 (アクロポリス・アドバイザーズ株式会社代表取締役、公認会計士)
     北見 雅昭 氏 (アクロポリス・アドバイザーズ株式会社取締役パートナー)



【概要】
 本研修会では、講師のお二人から、企業の株式価値・時価総額を高めるために、独立社外役員が理解すべきことや取組むべきこと・行動について、実践的な観点での解説をいただきました。
 今回は、企業価値の評価を高めるに当たり、理解を深めておくべき資本市場における評価の原理と、アクティビストを含めた投資家の目線への理解を深めるための考え方を紹介いただき、企業価値の考え方、資本市場にその企業の価値を理解してもらうための押さえておくべき解すべき要素と、市場関係者、特に投資家とのコミュニケーションの実際、企業のIR・SR担当者が踏まえておくべきポイントを含め、実践的な解説をしていただきました。企業価値に係る理解を深め、公認会計士たる社外役員が取締役会等においてより実践的かつ効果的な行動を行うために必要なことを考えさせられる内容となりました。

 当日は、会場出席者に加え、オンライン参加も含め、300名ほどの多くの方に参加いただきました。
 本研修は、日頃上場企業及びIPO準備企業向けに資本市場戦略コンサルティングを提供されている小島光裕氏、北見雅昭氏が担当され、企業が株式市場において時価総額を高めるために必要な「開示」、「IR(投資家対応)」、「資本市場戦略」について、実務的に体系整理された内容をしっかりとお伝えする研修でした。時価総額の高めるためには、単なる業績向上だけでなく、投資家に正しく理解されることすなわち評価の最大化を重視した経営、IRの考え方がとても大切であることなどが中心テーマとなっていました。
 要点として、株価は投資家の期待で決まる、企業価値向上の手段は、①全社戦略、②事業戦略、③資本政策、④マーケットコミュニケーションがあるが、特に④は即効性が高く、最も実務で効果のある領域であるということ、また、経営に求められる変化として、現在の資本市場環境では、投資家視点での経営、資本コストを意識した意思決定、戦略・数値の説明責任、価値と株価の両方をマネジメントする必要があるとの説明がありました。
 後半のパートでは、企業価値は「作る力」だけでなく「伝える力」で決まり、良い戦略だけでは不十分であって投資家に理解されて初めて評価される、IRは単なる情報発信ではなく「経営そのもの」であり、企業価値経営とは戦略・資本戦略・コミュニケーションを統合することが重要である等の説明がありました。
 実務家、機関投資家との視点を多く交えた内容であり、公認会計士たる社外役員として、企業の取締役会等最高意思決定機関の中で、どのように考えるべきか、行動すべきか等、公認会計士の視点に加え、投資家の視点を持つことの大切さ、有用性について考えさせられる内容となりました。

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