- 掲載日
- 2025年03月05日
2025年2月18日【社外役員推奨研修】公認会計士の視点で考えるDX推進 ~企業価値向上のための提言のポイントと必要なDX リテラシー~が開催されました。
後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。
【講師】:藤森恵子様(ASIMOV ROBOTICS株式会社 代表取締役CEO、 公認会計士・MBA、デジタル庁有識者委員、一般社団法人次世代RPA・AIコンソーシアム 理事)
【概要】
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が、企業価値向上に不可欠であることは、今や疑いの余地がありません。公認会計士が「ITは苦手」「DXは自分には関係ない」と感じ、DXを他人事として捉えていてはいけません。テクノロジーが大きな変革期を迎えている今、DXは経営課題そのものです。
社外役員として企業に関与する公認会計士が、DXに対する理解を深め、適切な提言を行うことが、企業価値向上や持続的成長に大きく寄与します。しかし、高度なIT知識ではなく、DXを企業価値向上に結びつける視点が重要です。
本研修会では、公認会計士が経営層に対して有効な提言を行うために必要な基本的なIT知識とDXリテラシーを、わかりやすく解説されました。また、実際に企業のDX推進をサポートする現場から、具体的な成功事例・失敗事例をご紹介し、DX化において経営層が求められるリーダーシップや提言のポイントについても考察されました。今回は、公認会計士として、どのようにDXを推進していくか、その具体策を学ぶことができ、だれもがDXを自分事と考えるきっかけとなる研修会となりました。
<主な内容>
・DXとは何か? 政府の考え方や施策について
・役員である公認会計士が押さえておくべきIT知識とDXリテラシー
・DX推進を企業価値向上に結びつける視点
・DX推進と内部統制や不正会計について
・具体的な成功・失敗事例からの学び
・社外役員として、経営層に対する効果的な提言のポイント
本研修会は、DXを良く知る実務家から、取締役会でDXを語る際に、社外役員としてどのような視点で推進をサポート・提言できるかを解説いただくという内容でした。おかげさまで、当⽇はリモートも含めて多くの皆さまにご参加をいただき、受講者の皆様のDXに対する関心の⾼さを伺い知りました。
特に藤森様が、⼤局的かつ臨場感をもって最新の実務動向をご講義をくださったことに⼤変感銘を受けました。社外役員として、より広い視野、⾼い視座を得られるように、より⼀層の切磋琢磨が必要だと肝に銘じる機会となりました。
