第41回研究大会にて発表した「非営利組織における会計基準の共通化の可能性について」に関する会計・監査ジャーナルでの掲載について

2021年01月21日

 今回初のオンラインで開催された日本公認会計士協会第41回オンライン研究大会(2020年9月15日)にて、「非営利組織における会計基準の共通化の可能性について~「非営利組織における財務報告の検討」の概要及び今後の展開~」をテーマに、各非営利法人制度についてのご説明とパネルディスカッションによる発表をいたしました。
 本発表では、各非営利法人制度を所管されている省庁で会計基準を取りまとめられている、北原久氏(内閣府公益認定等委員会事務局次長)、宇野禎晃氏(厚生労働省社会・援護局福祉基盤課長)、大類由紀子氏(文部科学省高等教育局私学部参事官付私学経営支援企画室長)、そして梶川融氏(本会 公会計協議会会長)にご登壇いただきました。
 前半の発表では、本会研究員でコーディネータである松前江里子氏から「モデル会計基準」について説明があり、「公益法人」については、北原氏、「社会福祉法人」については、宇野氏、「学校法人」については、大類氏から、それぞれの制度や会計基準について、これまでの成り立ちを踏まえて、制度の概要及び会計基準の改正の経緯について、ご説明がありました。
 後半の発表では、各非営利法人制度を所管されている視点から、現状の課題、法人のガバナンスについて、また、会計基準の規範性に及ぶテーマについてディスカッションが行われました。
 我が国の非営利法人の仕組みは、複数の法人形態が存在し、会計基準については、それぞれが個別に行政の管理を主な目的として作成されてきた経緯があります。このような状況の中で、各所管省庁の方々が、非営利組織の会計基準の共通化という大きなテーマのもとに、ディスカッションが繰り広げられたことは、とても貴重な機会となりました。
 本発表の内容について、本会機関誌「会計監査ジャーナル」1月号・2月号で前編・後編の掲載しております。また、本会の(会員研修システム)eラーニングにて、当日の動画を配信しておりますので、詳しい内容につきましては、ぜひご参照ください。

 非営利組織会計検討プロジェクトについてはこちらをご覧ください。


※2021年3月15日更新
 本件の内容が掲載されております『会計・監査ジャーナル』2021年1月号・2月号(編集:日本公認会計士協会 発行:第一法規株式会社)について、今回、当ウェブサイトにおいても掲載いたします。
※ 本記事を無断で複製・転用・公開、第三者使用に供することは禁止といたします。

委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。
日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。

以下のファイルが閲覧・ダウンロードできます

日本公認会計士協会が公表した著作物の転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。

日本公認会計士協会から公表された答申等の転載について

日本公認会計士協会(以下、協会という。)の公表物(実務指針、パンフレット等)の転載に当たっては、必ず協会へ申請の上、あらかじめ許可を得てください。協会が作成する委員会報告、各種資料等については、協会に著作権があります。

転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、担当事務局へご提出ください。

なお、転載に当たって転載料をいただくことがありますので、あらかじめご承知おきください。 転載許可申請書のフォームは以下からダウンロードできますので、ご利用ください。

転載許可申請書フォーム「公表物転載のお願い」

日本公認会計士協会公表物の使用・転載料の申請書、要領及び記入見本・注意事項等
転載料計算書(見本)
雑誌又は、有料セミナー資料及び雑誌等への転載の場合
電子媒体への転載の場合

お問合せ・送付先

〒102-8264 東京都千代田区九段南4-4-1 日本公認会計士協会CSR本部広報・ブランドマネジメントグループ

TEL
03-3515-1123
E-mail
tensai@sec.jicpa.or.jp
PDFファイルとして提供されているコンテンツを閲覧、または印刷することができるアプリケーションです。
Get Adobe Acrobat Reader
PDFファイルとして提供されているコンテンツを閲覧、または印刷することができるアプリケーションです。
Get Adobe Acrobat Reader
ページトップへ