東京証券取引所の有価証券上場規程に定める部門財務情報に対する証明業務について(中間報告)
- 掲載日
- 2002年01月16日
- 号数
- 14号
東京証券取引所(以下「東証」という。)では、平成13年4月の商法会社分割法制の創設に伴い、平成13年10月1日付けで上場関係規則を改正し、新規 上場申請会社が上場前の一定期間に会社分割によって営業を承継する場合及び重要な営業の譲受け・譲渡によって営業を譲受け又は譲渡する場合に、分割により 承継される営業及び譲受け又は譲渡の対象となる部門に係る財務計算に関する書類(以下「部門財務情報」という。)の提出と、当該部門財務情報に対する公認 会計士又は監査法人(以下「公認会計士等」という。)による監査報告書又は意見を記した書面の添付を当該新規上場申請会社に求めることとしました。
また、これと併せて、当協会の意見書「「会社分割等及び営業譲渡、譲受けに伴う事業譲渡等対象部門に係る部門財務情報等に対する信頼担保措置について」 に対する意見」(平成13年9月4日)の提案を参考として、「部門財務情報の作成基準」及び「部門財務情報に対する意見表明に係る基準」を定め、部門財務 情報に対する信頼担保措置についての所要の整備を行いました。
本報告は、このような東証の規則改正を受けて、部門財務情報に対して公認会計士等が実施する監査業務及び「意見表明業務」(東証が定めた用語)について、その実務の参考に資することを目的として作成したものであります。
さらに、今後我が国において、監査以外の証明業務であるレビューに係る基準等が制定された場合には、本報告もこれに即して見直しを行うことが必要であ り、また、近く予定されている監査基準の改訂により、本報告における監査に関する記述も見直す必要があることから、本報告は中間報告として公表することと しました。
最後に、本報告は、関係各方面との意見調整を経たものであることを付言しておきます。
委員会報告等の詳細な内容をご覧になるには、日本公認会計士協会著作権規約をお読みいただき、当規約にご同意いただく必要があります。
日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。
これらの公表物の全部又は一部について、事前に文書によって日本公認会計士協会から許諾を得ることなく、協会編集以外の印刷物、協会主催以外の研修会資料、電子的媒体、その他いかなる手段による場合においても、複製、転載、頒布等を禁じます。
無断で使用した場合は、然るべき法的対応を取ることがありますので、ご注意ください。
以下のファイルが閲覧・ダウンロードできます
日本公認会計士協会が公表した著作物の転載を希望される方は、転載許可申請書を作成のうえ、協会出版局へご提出ください。
- ※必ず押印のうえ郵送してください。
日本公認会計士協会から公表された答申等の転載について
日本公認会計士協会(以下、協会という。)の公表物(実務指針、パンフレット等)の転載に当たっては、必ず協会へ申請の上、あらかじめ許可を得てください。協会が作成する委員会報告、各種資料等については、協会に著作権があります。
転載を希望される方は、転載許可申請書を作成の上、協会出版局へご提出ください。(必ず押印の上、郵送してください。)
なお、転載に当たって転載料をいただくことがありますので、あらかじめご承知おきください。 転載許可申請書のフォームは以下からダウンロードできますので、ご利用ください。
転載許可申請書フォーム「公表物転載のお願い」
日本公認会計士協会公表物の使用・転載料の申請書、要領及び記入見本・注意事項等
転載料計算書
- 雑誌又は、有料セミナー資料及び雑誌等への転載の場合
- 電子媒体への転載の場合
お問合せ・送付先
〒102-8264 東京都千代田区九段南4-4-1 日本公認会計士協会会務運営戦略本部出版局
- TEL
- 03-3515-1124
- FAX
- 03-3515-1154
- syuppan@jicpa.or.jp