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「正当な理由による会計方針の変更」の公表について

　監査委員会から答申のありました監査委員会報告第78号「正当な理由による会計方針の変更」が、去る平成15年３月25日の理事会において承認されまし たのでお知らせいたします。本報告は、平成14年９月４日付けの会長からの諮問「既に公表されている監査委員会報告及び監査第一委員会報告の整理・体系化 について検討されたい。」（平成４年９月４日から継続）に対する答申であります。
　本報告は、監査基準の改訂において、会計基準等の改正による会計処理の変更も正当な理由による会計方針の変更に該当するとされたため、正当な理由による会計方針の変更についての考え方を改めて見直した結果を取りまとめたものであります。
　なお、本報告の確定により、監査委員会報告第65号「正当な理由に基づく会計方針の変更」（平成11年９月７日）及びリサーチ・センター審理情報 〔№12〕「法令の改正等に伴い特定の会計処理方法の採用が強制された場合の監査報告書上の追加記載について」（平成12年２月15日）は廃止されます。
　さらに、本報告は、改訂監査基準及び改訂中間監査基準の実施時期に合わせて、平成15年３月１日以後終了する連結会計年度及び事業年度に係る監査並びに平成15年９月１日以後終了する中間会計期間に係る中間監査から適用することといたしました。
　最後に、本報告は、関係各方面との意見調整を経たものであることを申し添えます。