専門情報

研究報告「公認会計士及び監査法人の説明書類に係るひな型」の公表について

掲載日
2008年10月22日
副会長 友 永 道 子
 平成19年に改正された公認会計士法(以下「法」という。)では、公認会計士(大会社等の財務書類について、監査証明業務を行った者に限る。)は年度ごとに業務の状況に関する事項について、監査法人は会計年度ごとに業務及び財産の状況に関する事項について、内閣府令で定めるものを記載した説明書類を作成し、事務所に備え置き、公衆の縦覧に供しなければならないとされています。
 
 公認会計士法改正対策プロジェクト・チームでは、改正法により新たに求められることとなった説明書類の公衆縦覧にあたって、金融庁長官に提出が求められている業務報告書等を参考に検討を行い、以下に示す様式の一例を示し実務の参考に資することといたしました。
 なお、説明書類の作成に当たっては、「適切な品質管理体制を確保していくに当たっては、監査法人自身の透明性を高めることにより市場規律を働かせ、その中で各監査法人の自立的な取り組みを促していくことが有効」(金融審議会公認会計士制度部会報告平成18年12月22日)とした制度創設の趣旨に即し、本様式にとらわれることなく、わかりやすい記載を行っていくことが求められます。
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日本公認会計士協会がウェブサイト上で公表する委員会の報告書や実務指針、通達(審理情報、審理通達等)をはじめ、研究報告、研究資料、リサーチ・センター審理ニュース等の公表物の著作権は、日本公認会計士協会に帰属します。
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