国際監査基準(ISA)等の翻訳完了について(お知らせ)−国際監査基準250「財務諸表監査における法令及び規則の検討」−
- 掲載日
- 2004年09月29日
- 号数
- ISA,250号
国際委員会では、国際会計士連盟(IFAC)の国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表された国際監査基準(ISA)及び国際監査実務ステートメント(IAPS)等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせいたします。
なお、正文はあくまでも英文(IFACのWebサイト(http://www.ifac.org)から入手可能です。)であることにご留意ください。
国際監査基準250「財務諸表監査における法令及び規則の検討」
原題:ISA250"Consideration of Laws and Regulations in an Audit of Financial Statements"
原文公表:2003年12月Conformed
[概 略]
本ISAの目的は、財務諸表の監査において法令及び規則の検討を行う際の監査人の責任について、基準を確立することにある。「非準拠性の定義」、「法令及び規則に対するコンプライアンスについての経営者の責任」、「法令及び規則に対するコンプライアンスについての監査人の検討」、「非準拠性が発見された場合の監査手続」、「非準拠性の報告」、「契約の解除」に分け、それぞれについて指針を提供している。ISA250は監査リスク基準* の設定により、対応する部分の修正が生じ、これらの修正は2004年12月15日以降に開始する期間の財務諸表に係る監査に対し発効する。
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