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国際監査・保証基準審議会(IAASB)公表物の翻訳完了について -ISA570「継続企業」-

掲載日
2009年05月15日
日本公認会計士協会 国 際 委 員 会
 国際委員会では、国際会計士連盟(IFAC)の国際監査・保証基準審議会(IAASB)から公表された国際監査基準(ISA)及び国際監査実務ステートメント(IAPS)等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせします。
 なお、正文はあくまでも英文(IFACのWebサイト(http://www.ifac.org)から入手可能です。)であることにご留意ください。

1.国際監査基準第570号「継続企業」
原題:ISA570 "Going Concern"
原文公表:2008年7月 Redrafted
翻訳文ページ数:16ページ(A4)

[概 略]
 本国際監査基準(ISA)は、財務諸表の作成における経営者による継続企業の前提の適用に関連する、財務諸表監査における監査人の責任を取り扱っている。
 監査人の目的は、以下の事項を行うことである。
 (a) 財務諸表の作成における経営者による継続企業の前提の適用の適切性についての十分かつ適切な監査証拠を入手すること。
 (b) 入手した監査証拠に基づき、継続企業として存続する事業体の能力について重要な疑義を抱かせるような事象又は状況に関して、重要な不確定事項が存在するかどうかを結論付けること。及び、
 (c) 監査報告書への影響を検討すること。
  本ISAは、2009年12月15日以降に開始する期間の財務諸表監査に対して発効する。

以 上
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