国際監査・保証基準審議会（IAASB）公表物の翻訳完了について
- 掲載日
- 2008年05月15日
国際委員会では、国際会計士連盟（IFAC）の国際監査・保証基準審議会（IAASB）から公表された国際監査基準（ISA）及び国際監査実務ステートメント（IAPS）等の翻訳を行っており、このたび、下記の基準の翻訳作業が完了いたしましたので、お知らせします。
なお、正文はあくまでも英文（IFACのWebサイト（http://www.ifac.org）から入手可能です。）であることにご留意ください。
なお、正文はあくまでも英文（IFACのWebサイト（http://www.ifac.org）から入手可能です。）であることにご留意ください。
１．国際監査基準第600号「特別な考慮事項―グループ財務諸表の監査（構成要素の監査人の業務を含む）」
原題：ISA600 "Special Considerations―Audits of Group Financial Statements (Including the Work of Component Auditors)"
原文公表：2007年10月 Revised and Redrafted
［概 略］
国際監査基準（International Standards on Auditing：ISAs）は、グループ監査に適用される。本ISAは、グループ監査における特別な考慮事項、特に、構成要素の監査人に係る事項を取り扱う。
国際監査基準（International Standards on Auditing：ISAs）は、グループ監査に適用される。本ISAは、グループ監査における特別な考慮事項、特に、構成要素の監査人に係る事項を取り扱う。
本ISAにおける監査人の目的は、以下のとおりである。
(a) グループ財務諸表の監査人の役割を果たすかどうかを決定すること。
(b) 構成要素の監査人と、構成要素に関する財務情報についてのその業務の範囲及び実施時期並びにその検出事項について、明瞭にコミュニケーションすること。
(c) グループ財務諸表が、すべての重要な点で、適用される財務報告フレームワークに準拠して作成されているかどうかについての意見を表明するために構成要素の財務情報及び連結プロセスに関する十分かつ適切な監査証拠を入手すること。
本ISAは2009年12月15日以後に開始する期間のグループ財務諸表の監査に対して発効する。
2．国際監査基準第300号「財務諸表の監査計画」
原題：ISA300 "Planning an Audit of Financial Statements"
原文公表：2006年12月 Redrafted
原題：ISA300 "Planning an Audit of Financial Statements"
原文公表：2006年12月 Redrafted
［概 略］
本ISAは、財務諸表監査を計画する監査人の責任を扱っている。本ISAは、繰り返して行われる監査との関連で構成されている。初年度監査業務における追加検討事項は別途識別される。
本ISAは、財務諸表監査を計画する監査人の責任を扱っている。本ISAは、繰り返して行われる監査との関連で構成されている。初年度監査業務における追加検討事項は別途識別される。
本ISAにおける監査人の目的は、有効な方法で監査を実施するために監査を計画することである。
本ISAは、2008年12月15日以降に開始する期間の財務諸表監査に対して発効する。
以 上
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