<独立><起業>内山智絵さん(内山会計事務所 代表、株式会社SheBliss 代表取締役社長)

Q公認会計士試験合格後の略歴を教えてください

 大学在学中に合格し、大手監査法人で10年間、地元の有力企業等の監査に従事しました。第2子出産を機に独立し、現在は自宅にて会計事務所を営んでいます。税務や監査補助、記事監修等に加え、行政の公職も幅広く担当しており、2025年には女性起業支援会社を設立しました。ライフステージに合わせ、専門性を活かした多様なキャリアを体現しています。

Q現在の仕事内容について教えてください

 税理士・公認会計士のダブルライセンスを活かした税務や監査補助を主軸に、地域密着型の女性起業支援を行っています。コロナ禍での独立を機に、自宅起業を志す女性たちの切実な声に触れ、支援を開始しました。専門知識に加え、自身の経験に基づいた寄り添う姿勢を大切に、女性が自分らしく自立するための土台作りを支えています。

Q仕事を行う上で心がけていることを教えてください

 女性・親としての細やかな視点と、会計専門家としての正確さを両立させ、常に相手の立場に寄り添うことを大切にしています。情報が溢れAIが進化する現代だからこそ、単なる処理に留まらず、対話を通じて言葉の真意を汲み取ることが不可欠です。必要な情報を的確に取捨選択し、血の通ったアドバイスを提供し続けるよう心がけています。

Q仕事以外で大事にしていることはありますか (学び、社会貢献etc.)

 先天性心疾患の次女との歩みを通じ、それまで知らなかった社会の側面や、支え合いの重要性を学びました。その経験を原動力に、患者会やボランティア活動に参画する時間を大切にしています。多忙な日々ですが、家族との「今しかできない体験」も、社会活動で得る新たな視点も、全てが私自身の成長と、仕事への共感力に繋がっています。

Q育児との両立で悩んでいる人へのメッセージをお願いします

 3人の育児を通じ、私自身も日々悩み、試行錯誤の連続です。子供の成長に伴い直面する課題は変わりますが、その時々の状況に応じた柔軟な対応が欠かせません。大切なのは、一人で抱え込まないことです。パートナーや家族、外部サポートを積極的に活用してください。周囲を頼ることは、自分らしいキャリアを築くための前向きな選択です。

Q女性会計士へのメッセージをお願いします

 ライフステージの変化でキャリアに悩む時もありますが、公認会計士という資格があれば、活躍の場は監査法人に留まりません。私自身、行政の委員等を務める中で、女性の専門家への高いニーズを実感しています。女性公認会計士という希少な強みを活かせる居場所は、社会の至る所にあります。ぜひ自信を持って、多様な挑戦を楽しんでください!

Q公認会計士試験志望者へのメッセージをお願いします

 公認会計士は、社会のインフラを支える「一生もの」の国家資格です。派手な知名度はなくとも、得られる知識とスキルは、監査法人に留まらず多様なフィールドで活躍するための強力な武器になります。試験勉強中は困難も多いですが、その先には想像以上に自由で広大な未来が待っています。自分を信じて、最後まで走り抜けてください!

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