経済・企業活動のグローバル化に伴い、国際財務報告基準(IFRS)や国際監査基準(ISA)など、会計の基準も国際化が進んでいます。企業がそれに対応していくには、公認会計士の指導やアドバイスが欠かせません。
青山学院大学経営学部卒業、14年監査法人入所、監査事業部で監査業務に従事
現在、監査業務に従事しています。担当しているのは、自動車部品会社や不動産投資法人、ホテル業などで、多種多様な経歴を持つチームメンバーと協力し合い、監査意見の表明という明確なゴールに向かって日々、作業を進めています。
監査業務の魅力は、多様な関係者とコミュニケーションを図れることにあります。監査の過程で、経営層や経理部門はもちろん、営業、人事、法務など様々な部門の方と話す機会があり、いろいろな考え方に触れられるのは実に貴重な経験です。各人の思いや考え方を理解した上で、監査人という立場から会社の期待に応えていくことを心がけています。
監査で大切なのは、その会社のビジネスを深く理解することだと思います。そうした理解があってこそ、監査上のリスクを把握し、効果的かつ効率的な監査を行えるからです。ビジネスを取り巻く環境は日々、急速に変化しています。そうした変化に対応するため、日頃から業界動向をチェックし、知識をアップデートするのは大変ですが、大きなやり甲斐も感じています。
会社のグローバル化や会計・監査基準の国際化に対応していくためには、公認会計士自身が会社の成長に貢献するという意識を持ち、学び続けることが大切です。プロフェッショナルとしての誇りを持って、価値の高いサービスを提供し、多くの方から信頼される公認会計士になりたいと思っています。