【社外役員推奨研修】2026年度社外役員定例全体研修会(3回シリーズ) 第2回「公認会計士社外役員として知っておくべき会計監査の最新動向~会計監査を取り巻く環境の変化、品質の確保の取組、ITの活用等~」開催報告(7/30)

掲載日
2026年08月24日

 2026年7月30日【社外役員推奨研修】2026年度社外役員定例全体研修会(3回シリーズ) 第2回「公認会計士社外役員として知っておくべき会計監査の最新動向~会計監査を取り巻く環境の変化、品質の確保の取組、ITの活用等~」が開催されました。

 後日eラーニング配信を行いますので、ぜひご視聴ください。

【講師】:新井 達哉氏(日本公認会計士協会副会長)



【概要】
 公認会計士に社外取締役・社外監査役等への就任を依頼する上場企業は年々増加していますが、公認会計士が社外役員としての役割及び資本市場からの期待を果たすためには、公認会計士社外役員に期待されていることや社会的な責任を十分に認識しておくことが必要となります。
 そこで、前年度に引き続き、社外取締役又は社外監査役に就任されている方及び今後の就任を予定されている方向けに当年度における定例全体研修会を開催いたしました。
 第2回は、会計監査を取り巻く最近の環境の変化、監査の品質と信頼性確保のための様々な取組の状況、ITの活用等、公認会計士社外役員が知っておくべき会計監査の最新動向について、日本公認会計士協会副会長である新井達哉氏に解説をしていただきました。

 当日は、猛暑の中での会場出席者に加え、オンライン参加も含め、360名余りの方にご参加いただきました。研修は、以下の3部構成で講義が進められました。

1.現在の会計監査を取り巻く状況
 倫理規則、監査事務所の品質管理、「監査基準報告書600」の解説から、監査法人における生成AI活用の方向性についての説明がありました。
 会計監査の環境は急激に変化しており、社外役員会計士にとって、監査の動向を把握することは非常に重要です。特に生成AIの監査への活用は、監査を受ける側の社外役員として関心の高いテーマでした。

2.最近の不正事例と監査の信頼性向上に向けた取組
 社会的影響も大きな不正事例の発生(発覚)を踏まえ、日本公認会計士協会としての取組につき説明がありました。品質管理レビュー制度、上場会社等監査人登録制度、個別事案審査制度、自主規制のモニタリング等の概要が示され、また、監査の信頼性確保に向けた施策は、社外役員会計士として理解すべき重要な事項となります。

3.社外役員会計士と会計監査人との連携
 最後に、監査人側だけでなく、作成者側も経済社会・資本市場を構成するインフラであり、独立した立場で経営を監督する社外役員会計士は作成者側のインフラを支える存在であること、財務情報の信頼性確保という目指すゴールは変わらないことを述べられ、研修は終了しました。

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