Hot Topics
監査基準報告書240「財務諸表監査における不正」の改正
- 国際監査・保証基準審議会(International Auditing and Assurance Standards Board:IAASB)の2025年3月ボード会議において、「ISA 240 (Revised), The Auditor's Responsibilities Relating to Fraud in an Audit of Financial Statements」の最終基準が承認されました。
- 公益監視委員会(Public Interest Oversight Board:PIOB)の承認を経て、2025年7月に正式公表される予定です。
- これを受け、日本公認会計士協会では、監査基準報告書240「財務諸表監査における不正」の見直しを行う予定です。
監査基準報告書570「継続企業」の改正
- 2025年4月9日付けで、IAASBから「Internal Standards on Auditing 570 (Revised 2024), Going Concern」が公表されました。
概要解説記事はこちら - これを受け、日本公認会計士協会では、監査基準報告書570「継続企業」の見直しを行っています。
関係団体等の公表物
公益社団法人日本監査役協会
Archives
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監査報告に関する動向~監査上の主要な検討事項(KAM)~
監査上の主要な検討事項(Key Audit Matters :KAM)に関連した、我が国や諸外国における動向等の参考情報を紹介します。
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リモートワーク環境下における企業の業務及び決算・監査上の対応
リモートワークへの対応に係る当協会の取組を紹介します。
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改訂品質管理基準に関する動向
監査事務所の品質管理に関する国内の動向や、IAASBの公表物の情報等について、紹介します。
内部統制報告制度の見直し
2023年4月7日付けで、金融庁企業会計審議会より「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂について(意見書)」が公表されました。
これを受け、日本公認会計士協会では以下の公表物を公表しています。
また、内部統制報告制度の見直しについて、周知活動を行いました。
「内部統制報告制度の見直しに関するパネルディスカッション」(動画の公開期間が終了しました。)
監基報600「グループ監査における特別な考慮事項」の改正
2022年4月7日付けで、国際監査・保証基準審議会(IAASB)より、ISA 600 (Revised)「Special Considerations- Audits of Group Financial Statements (Including the Work of Component Auditors)」が公表されました。
日本公認会計士協会では以下の公表物を公表しています。
改正監査基準報告書600「グループ監査における特別な考慮事項」(2023年1月12日改正)
本改正の背景やポイントについて解説した動画や座談会記事を公表しております。
「特別座談会:改正監査基準報告書600「グループ監査における特別な考慮事項」の背景と重要論点について」(会計・監査ジャーナル※2023年5月号)
※『会計・監査ジャーナル』(編集:日本公認会計士協会 発行:第一法規株式会社)無断複製・転載不可公開草案時の概要解説記事※及び解説動画
※本記事はCPD単位付与対象です。なお、公開草案自体はCPD単位付与対象外ですのでご留意ください。