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自主規制に関わる活動
当協会は自主規制団体として、公認会計士業務の質的水準の維持・向上を図り、もって公認会計士業務に対する社会的信頼を確保するため、以下の図のように自主規制の取組(会員の業務に関する審理と指導・監督)を行っています。
各制度の概要および年次報告書
品質管理レビュー制度
当協会では、監査業務の公共性に鑑み、監査業務の適切な質的水準の維持、向上を図り、監査に対する社会的信頼を維持、確保することを目的として、監査法人又は公認会計士(以下「会員」という。)が行う監査の品質管理の状況をレビューする制度(品質管理レビュー制度)を公認会計士法の下で自主規制として導入し、1999年度から実施しています。
品質管理レビュー 年次報告書
上場会社等監査人登録制度
当協会では、2007年度から、上場会社と監査契約を締結している監査事務所の監査の品質管理の状況の一層の充実強化を図り、資本市場における財務諸表監査の信頼性を確保するため、「上場会社監査事務所登録制度」を自主規制として導入しておりましたが、「公認会計士法及び金融商品取引法の一部を改正する法律(令和4年法律第41号)」を踏まえ、これまでに自主規制として培ってきた知見・ノウハウを活用していくことを念頭に、2023年4月1日から、上場会社等監査人登録制度を運営しています。
上場会社等監査人登録制度 年次報告書
個別事案審査制度
当協会では、公認会計士業務等に係る個別の問題が発生した場合に、当該個別の問題に対する指導・監督機能の発揮、また、処分懸念事案に係る調査及び審議を実施するため、監査・規律審査制度を設け、さらに、当該処分懸念事案に係る懲戒処分について審査することを目的に、綱紀審査制度を設けております。そして、これらの制度を総合して個別事案審査制度と称し運営しております。
個別事案審査制度 年次報告書
自主規制のモニタリング
当協会では、自主規制活動の客観性及び公正性を確保し、もって公認会計士制度に対する社会の信頼確保に資するため、モニタリング機関を設置し運営しています。