この度、JICPAは小学校2校でのキャリア教育イベント※に出講し、公認会計士が講師となって子どもたちに授業を行いました。
講座では、ドーナツショップを題材に、経営に必要な利益・売上・費用の概念を学び、子どもたちが店長となってそれぞれのお店の利益を競いました。
講座の最後では、公認会計士の仕事を紹介するとともに、子どもたちが体験したワークに関連づけて信頼性のある情報開示の大切さなどを扱いました。
当協会では、会計リテラシー及び公認会計士制度の普及のための活動として、子どもたちを対象に講座を開講しており、小学校5年生~高校生を対象にキャリア教育講座を実施しています。
小学校から高等学校にかけてキャリア教育の充実が図られている中で、本講座が子どもたちにとって自分の将来や学びと社会のつながりを考えるための機会となれば幸いです。
- ※株式会社談広告協力「キャリア教育イベント」。私立帝京大学小学校(2024年9月11日)、東京都港区立笄小学校(同年10月24日)に企業・団体12社が出展して開催された。
私立帝京大学小学校
日 時:2024年9月11日(水)
対象児童:5年生 13名
子どもたちの感想:
- 会計の世界では利益を出す(上げる)ことがとても大切ということを学んだ。利益を出す(上げる)ことによって、会社を大きくすることができることがわかった。実さいにドーナッツのトッピングを考える時に、どうやったら利益がでるのか、どうやったらお客さんに買ってもらえるのかを考えた。
- 会計士さんたちは信頼が大切と言っていました。信頼がないとお客さんもこないしぎんこうもかぶ主もだれもお金をかしてくれないしきふもしてくれないと思うから、どんなしょくぎょうについても信頼はだいじだと思いました。だからどんなことでも協力していき信頼がえられるように生かしていきたいです。
東京都港区立笄小学校
日 時:2024年10月24日(木)
対象児童:6年生 21名
子どもたちの感想:
- 利益を重視して値段を高くしてしまうと売れないし、値段を安くしても1つあたりの利益が少なくなってしまうので、お店で何かを売るのは難しいと思った。また、お店と銀行や株主の関係が信頼で成り立っていることを知った。
- 人の役に立つ仕事をしたいと思っているので、公認会計士という仕事もやりがいがありそうだと思い、興味をもちました。会社がうまくいったり、経営していけるのは公認会計士のおかげだと知り、次会社などを知る機会があったらまた思い出して、もっと深く知りたいです。