お知らせ

非営利法人研究学会の全国大会にて「非営利組織における財務報告の検討」を発表

2019年10月03日

 久留米大学で開催された非営利法人研究学会第23回全国大会2日目(2019年9月15日)に大会特別企画として、「非営利組織における財務報告の検討~財務報告の基礎概念・モデル会計基準の提案~」をテーマに、司会・会田一雄氏(慶應義塾大学・非営利組織会計検討会座長)、基調報告・松前江里子氏(協会研究員)、パネリスト・藤井秀樹氏(京都大学)、日野修造氏(中村学園大学)によるパネルディスカッションが行われました。
 基調報告では、「検討会報告」、「財務報告の基礎概念」及び「モデル会計基準」の公表に至った経緯や諸提案の主要論点などが、紹介されました。パネルディスカッションでは、モデル会計基準の意義として、基準共通化の基本的なパターンや制度化の具体的なロードマップを絡めた本邦初の総合的な提案になっていることなどが指摘されました。また、モデル会計基準の最大の特徴の1つである純資産の3区分表示の意義について、米国基準との比較も交えながら、解説がなされました。
 Q&Aセッションでは、フロア参加者との有意義な意見交換が行われ、基礎概念及びモデル会計基準の理解・普及に向けた貴重な第一歩とすることができました。



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