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外務省JPO派遣制度 2021年度試験の事前登録開始のお知らせ

2021.01.08更新

外務省国際機関人事センターが実施する、JPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)派遣制度の2021年度試験の事前登録の受付が開始されました。
JPO派遣制度は、各国政府の費用負担を条件に国際機関が若手人材を受け入れる制度です。外務省では、1974年から同制度による派遣を開始し、35歳以下の若手の日本人に対し、原則2年間、国際機関で勤務経験を積む機会を提供しています。これまでの累計派遣者数は1,800名以上に上ります。JPO派遣制度は、派遣期間中に国際機関職員として必要な知識・経験を積み、派遣期間終了後に正規採用を得ることが期待されています。
2019年末時点の最新の調査では、912名の日本人職員が、国連関係機関の専門職以上のポストに就いており、これは過去最高の数となっています。このうち半数近くがJPO出身者であり、日本人国連職員として最高位である国連事務次長・軍縮担当上級代表を務める中満泉(なかみつ・いずみ)氏を始めとして、多くの日本人職員が、JPOから国際機関職員としてのキャリアを始めています。

JPO派遣制度は、公認会計士のみを対象に募集をしているものではありませんが、公認会計士の知識や経験を活かして、グローバルに活躍されたい方、国際機関で働くことに興味がある方は、外務省国際機関人事センターHPから詳細をご確認ください。


【外務省 国際機関人事センター 2021年度JPO試験】
事前登録(必須):2021年1月6日(水)~2月25日(木)
応募書類受付期間:2021年2月1日(月)~2月25日(木)
※応募に当たっては必ず事前登録の上、応募書類の提出が必要となります。事前登録のない応募は審査されませんのでご注意ください。
※新型コロナ感染症を受けてもJPO派遣を継続するため、2020年度試験では従来対面で行われていた二次試験をオンラインで実施しました。2021年度試験でもこの方針を継続し、世界中の意欲ある日本人の方が受験しやすい体制を維持します。


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