お知らせ

日本公認会計士協会・経済産業省/中小企業庁共催シンポジウム開催について(2026年1月28日)

2025年12月19日

2026年1月28日に日本公認会計士協会・経済産業省/中小企業庁共催シンポジウムを大阪にて開催します。

 

 地域活性化や雇用の創出など我が国の諸課題の解決のため、中小企業の成長が重要であることは疑いのないところです。中小企業の問題としては様々な面に焦点が当てられますが、今回のシンポジウムでは事業承継・事業再生を主に取り上げます。
 日本の中小企業は、経営者の高齢化や後継者不足により事業承継が喫緊の課題となっています。事業承継の遅れは廃業の増加や経営資源の分散を招き、地域経済に深刻な影響を与えるため、早期対応が不可欠です。本シンポジウムでは、公認会計士の役割を中心に、円滑な事業承継を実現するための方策を多角的に検討しました。

 本シンポジウムでは、様々な立場の方々をお招きし、基調講演・パネルディスカッション及び講演の2部構成で意見交換等を行います。一部を聴講することも可能ですが、是非2部通してご聴講ください。


また、会員・準会員のみならず、一般の方にもご参加頂けますのでクライアント先等ともお誘いあわせのうえ、下記の申し込みフォームからお申込みいただきご参加ください。

<研修会概要>

※会員・準会員の方はCPD ONLINEからお申込みください。

【開催日時】 2026年1月28日(水)13:00~17:10
【プログラム】

1.基調講演・パネルディスカッション(13:00~15:10)
【主催者挨拶】
 坂本 里和 氏((中小企業庁 事業環境部長)公務により変更の可能性があります)

 新井 達哉 氏(日本公認会計士協会 副会長)

【基調講演】「円滑な事業承継を実現するために求められることー廃業・存続の分岐点で問われる専門家と金融機関の役割ー」
・概要
 現在、中小企業庁・中小企業政策審議会金融小委員会委員長、金融庁・金融審議会・地域金融力の強化に関するWG座長などとして、金融面から中小企業政策の形成に関与しています。本講では、2025年に兵庫県信用保証協会と実施したアンケート調査を踏まえ、事業承継の現状と課題を整理し、円滑な事業承継を実現するために専門家や金融機関に求められる役割について検討します。
<登壇者>
 家森 信善 氏(神戸大学経済経営研究所教授)

【パネルディスカッション】「事業承継に向けての気づき-廃業阻止のために-」
・概要
 地域企業の持続的な発展のためには、円滑な事業承継が不可欠です。しかし、事業承継の遅れは廃業の増加や経営資源の分散を招き、地域経済に大きな影響を与えます。 本パネルディスカッションでは、「事業承継に向けての気づき」をテーマに、廃業の阻止や経営資源の集約に向けた取り組みについて意見交換します。 さらに、事例を踏まえた実践的な解説を通じて、地域の支援機関や専門家との連携による事業承継の早期着手の重要性や正しい経営状態を把握するために欠かせない適切な会計の重要性についても議論します。
<パネリスト>
 家森 信善 氏(神戸大学経済経営研究所教授
 (中小企業庁事業環境部財務課)(調整中)
 (中小企業庁事業環境部金融課)(調整中)
 大磯  毅 氏(日本公認会計士協会中小企業施策調査会副委員長)
<モデレーター>
 渋佐 寿彦 氏(日本公認会計士協会 常務理事)

 

【講演】「成長加速マッチングサービスについて」
・概要
 中小企業庁が運営する「成長加速マッチングサービス」は、事業拡大や新規事業立ち上げ等の経営課題を抱える成長志向の事業者が、様々な知識と経験を持つ全国各地の支援者とつながることができるマッチングプラットフォームです。公認会計士の皆様にも支援者として本サービスを是非ご活用いただきたいと考えており、サービス内容や操作画面、マッチングの実例などを紹介します。
<登壇者>
 榎本 航征 氏(中小企業庁経営支援部経営支援課 係長)


2.講演(15:30~17:10)
【講演】「中小企業が抱える課題と公認会計士の果たしうる役割」
・概要
 現状の中小企業が抱える様々な課題について、経済ジャーナリストとして広く情報を有し、深層に対する着眼力をもつ橋本氏と中小企業支援を専門とする学者の第一人者の一人として中小企業庁や金融庁の研究会委員を務められている水野氏をお招きし、事業性融資推進法施行(企業価値担保権)により公認会計士が具体的にどのような中小企業支援を行っていけば効果的かについて、ご講演いただきます。

<登壇者>
 水野 浩児 氏(追手門学院大学経営学部教授)

<登壇者>
 橋本 卓典 氏(経済ジャーナリスト(元共同通信編集委員))


※登壇者や内容に変更があった場合は本ページでお知らせします。

【会場】

AP大阪駅前

https://www.tc-forum.co.jp/ap-osakaekimae/access/

【参加料】 無料
【定員】 一般の方:50名
会員・準会員:50名
【CPD単位】
※公認会計士の方
1.基調講演・パネルディスカッション:2単位
2.講演:1.5単位
【Eラーニング化】
【対象者】 一般の方
会員・準会員の方
【参加申込方法】 一般の方:申し込み

会員・準会員の方:CPD ONLINEから申込
(1.基調講演・パネルディスカッション):こちら
(2.講演):こちら
【申込受付期間】 2026年1月26日(定員に達し次第受付終了)
【問合せ先】 日本公認会計士協会・経済産業省/中小企業庁共催シンポジウム 事務局
Mail: sme-support@sec.jicpa.or.jp

以  上

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