IESBA議長来日セミナー2024(サステナビリティ・タックスプランニング)の開催について
2024年03月11日
日本公認会計士協会では、国際会計士倫理基準審議会(The International Ethics Standards Board for Accountants:IESBA)議長のGabriela Figueiredo Dias氏及びIESBAスタッフをお迎えし、4月16日(火)に「IESBA議長来日セミナー2024」を、パート1とパート2の二部制で開催します。
ご参加に当たっては、以下より事前のお申込みをお願いいたします。
開催概要
■開催日時:2024年4月16日(火)
13:00~16:15=パート1「サステナビリティ報告・保証業務の倫理・独立性基準のIESBA公開草案について」
16:35~18:10=パート2「タックス・プランニングに関するIESBA倫理規程の改訂について」
■開催方法:① 公認会計士会館での参加 ② オンライン配信 ※同時通訳付き。
■定 員:①各パート80名 ②各パート500名
■参加費:無料
■CPD単位:パート1:3単位、パート2:1.5単位 (必須・職業倫理)
なお、本研修会は【社外役員推奨研修】です。
登壇者(※一部変更となる場合があります。)
パート1「サステナビリティ報告・保証業務の倫理・独立性基準のIESBA公開草案について」
本セミナーのパート1では、IESBAから2024年1月に公表されたサステナビリティ報告及び保証業務に関する公開草案について取り扱います。近年、企業経営や投資家の投資判断におけるサステナビリティ情報の重要性の高まりを受けて、サステナビリティ情報に関する国際的な基準策定の動きが進んでいます。サステナビリティ報告・保証業務の倫理・独立性基準は、サステナビリティ報告基準及びサステナビリティ保証業務基準を支える重要な基準であり、IESBAの公開草案の公表以降、サステナビリティ情報の開示及びその保証業務の在り方についてより具体的な議論が加速しています。また、IESBA公開草案は、全てのサステナビリティ保証業務の実施者に適用される倫理基準として開発されているため、職業会計士に限らず、サステナビリティ報告・保証に関わる幅広い利害関係者に大きな影響を及ぼす可能性のある基準になっています。
そのような点を踏まえ、本セミナーでは、IESBA関係者から公開草案の内容についてご講演いただくとともに、様々な立場の関係者を交えてパネルディスカッションを実施し、参加者の皆様と、公開草案の内容や実務への影響について理解を深めていきます。
パート1プログラム(一部変更となる場合があります。)
- 開会の挨拶
- プレゼンテーション
- パネルディスカッション
- 質疑応答
- 総括
パート2:「タックス・プランニングに関するIESBA倫理規程の改訂について」
本セミナーのパート2では、IESBAの2023年12月会議で最終承認がなされ、2024年4月頃の公表が予定されている、タックス・プランニング及び関連業務に関するIESBA倫理規程の最終版について取り扱います。IESBAのタックス・プランニングのプロジェクトでは、国際的に、企業の租税回避や、租税回避的な税務戦略への批判、及びそれに職業会計士が関与しているのではないかとの懸念が高まっていることを背景に、タックス・プランニングに従事する職業会計士の倫理はどうあるべきかが議論されてきました。セミナーでは、IESBA関係者から、当該IESBA倫理規程の内容についてご講演いただくとともに、参加者の皆様からも質問をお受けし、皆様と理解を深めていきます。
パート2プログラム(一部変更となる場合があります。)
- 開会の挨拶
- プレゼンテーション
- 質疑応答
- 総括