EDINETのシステム更改～監査報告書のKAMへの画像の挿入～
2022年12月09日
EDINETのシステム更改が行われ、開示書類等提出者向けウェブサイト（金融庁「開示書類等提出者のサイト」）において、監査報告書への画像の挿入が可能となることが公表されています（2023年１月４日稼働開始予定）。
この監査報告書への画像の挿入は、監査報告書における「監査上の主要な検討事項」の記載に当たって、記載本文の内容を補足するために画像を用いることを想定したものです。「「EDINET 更改に係る提出者向け説明会（10 月21 日開催分）」で寄せられた質問の概要及び質問に対する回答」のNo.26～28にその留意点が記載されており、その要点は以下のとおりとなりますので、画像の使用を検討している会員各位におかれましてはご確認ください。
(1) 「監査上の主要な検討事項」の「冒頭部分」、「監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由」又は「監査上の対応」のいずれのセクションにおいても画像を挿入することが技術的には可能です。
なお、監査報告書本文（XBRLファイル）の作成に当たり、画像ファイル（GIF形式、JPEG形式又はPNG形式）で表示する値（数値、文字列、表等）はデータとして扱えません。データとして扱うためには、XBRLのインスタンス値として、それらの値を記載する必要があります。
(2) 監査報告書への画像の挿入は、「監査上の主要な検討事項」の本文の内容を補足するためのものであり、「監査法人のロゴ」や「監査人の直筆署名（サイン）」などの画像は使用できません。
以 上