お知らせ

循環取引に関する当協会の取組について(お知らせ)

2022年09月15日 常務理事 結城 秀彦

 2022年8月に証券取引等監視委員会から公表された「開示検査事例集(令和3事務年度)」では、新たな掲載事例の一つに循環取引の事例が紹介されています。
 循環取引は、意図的かつ極めて巧妙に仕組まれ、また、正常取引を装うものが多いため、通常の監査業務の中でこれらを発見することは困難な場合も多くありますが、監査人としてその発見に向けて不断の努力が必要であると考えます。
 当協会では、会員及びその他関係者からの情報入手を促し、会員の業務に資するため、次の対応を行っておりますので、ご参考にしていただけますと幸甚です。

1.各監査法人の通報窓口(監査ホットライン)の紹介
 当協会のウェブサイトに、通報窓口(監査ホットライン)を設置している監査法人の当該URLを掲載いたしました。
 https://jicpa.or.jp/inquiry/hotline/auditfirm.html(一部の監査法人となります。)

2.循環取引に係る注意喚起のリーフレットを掲載
 循環取引に係る企業向けの注意喚起として、新たなリーフレットを掲載いたしました。
 https://jicpa.or.jp/business/ipokansa/awareness.pdf

 当協会では、今後も引き続き、不正会計の防止及び早期発見の効果策を検討していく所存です。

以  上 

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