米国公認会計士協会(AICPA)、監査品質センター(CAQ)とJICPA事務局による意見交換会の実施
2019年12月24日
2019年12月12、13日に結城常務理事をはじめとするJICPA事務局が、ワシントンD.C.の米国公認会計士協会(AICPA)、監査品質センター(CAQ)のオフィスを訪問し、意見交換会を実施しました。
①米国証券取引委員会(SEC)の大規模早期提出会社(large accelerated filers)において2019年6月30日以後終了事業年度の監査から適用が進められる監査上の重要な事項(Critical Audit Matters(CAM))の記載について企業・監査法人の課題、②未来の監査(AI・ロボティックス等の監査への活用)、③USCPA試験制度の改革などのトピックを中心に、意見交換を行いました。
CAQオフィスにて
AICPAオフィスにて
(CAQについて)
CAQは、高品質の監査の推進を通じて資本市場に対する投資家の信頼を強固にすることを目的に、2007年に設立されたAICPAの関連団体です。CAQは、SEC・米国公開会社会計監視委員会(PCAOB)との協調と財務報告に係る関係者との協働の下、公開企業の監査人を支援するための監査上のツールを開発・公表しています。