お知らせ

第38回研究大会研究発表の募集について

2016年10月18日

〈メインテーマ〉地方創生~公認会計士の挑戦~

〈開催日〉平成29年9月28日(木)

〈会場〉石川県立音楽堂、ホテル日航金沢、ANAクラウンプラザホテル金沢

(石川県金沢市昭和町20-1、同本町2-15-1、同昭和町16-3)

 

  日本公認会計士協会は、第38回研究大会を石川県金沢市にて開催いたします。

  金沢は今、平成27年春の北陸新幹線の開業効果により観光業を中心に賑わっていますが、この賑わいを観光業以外にも広げるとともに、継続的な成長に結びつける必要があります。

  政府が人口減少問題の克服、成長力の確保を目的とした長期ビジョンを基に策定した国・地方の総合戦略「地方創生」は、具体的な事業の本格的な推進の段階になっています。地方創生は「まち・ひと・しごと創生」をキーワードとして、地域産業の活性化、創業支援等の施策を一体的に推進するものであり、地方公共団体と金融機関との連携や、地域を支えるひとの育成・確保として、プロフェッショナル人材の活用が挙げられています。

  地方創生の具体的な事業の本格的な推進には、組織内会計士を含む全ての公認会計士がかかわることができるものであり、公認会計士に与えられた課題でもあると考えられます。公認会計士がその持てる専門知識を生かし、地域・産業等あらゆる分野において社会に貢献することが求められている今、「地方創生~公認会計士の挑戦~」をメインテーマとして研究発表を募集いたします。

 

  募集する研究発表は、多様なニーズを考慮し、論文発表やパネルディスカッション、特定のテーマについて会場内の出席者も自由に発言できるフリーディスカッションなど形式を問いません。

  募集要領は以下に記載のとおりです。皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

 

 

研究発表募集要領

 

1.応募資格

  会員・準会員及び一般有志

 

2.募集テーマ

  原則として、メインテーマ「地方創生~公認会計士の挑戦~」に関連するテーマとします。

 

3.募集内容

(1) テーマ及び発表者(パネリスト)の募集

① 研究論文による発表

  日頃の研究内容を論文にまとめて、研究発表当日、発表していただきます。ご応募いただく際は、MS Wordソフトウェアを利用して次のとおり論文を作成し、電子データをメールに添付の上、お送りください。

・ A4判10頁以内(目次、図表等全てを含みます)

・ 1頁の設定 40字38行(フォントサイズは本文11ポイント)

※ なお、研究論文については会員からの推薦も選考の対象とします。応募の際は、推薦する研究論文(テーマ)及び発表方法に発表者の住所・氏名・職業・電話番号、発表者の同意を得ている旨を明記の上、お送りください。

② パネルディスカッション形式による発表

  研究内容をスライド資料としてご用意いただき、研究大会当日、その内容についてパネリスト間でディスカッションを行っていただきます。ご応募いただく際は、MS Wordソフトウェアを利用して次のとおりパネルディスカッションの企画書(テーマ・発表の趣旨、目的・内容の概要・パネルディスカッション形式とした理由・パネリストの略歴を記載)を作成し、電子データをメールに添付の上、お送りください。

・ A4判の5頁程度

※ 採用となった方には、当日掲示・配付用のスライド資料(MS PowerPointソフトウェア利用)を後日ご提出いただきます。

・ 人数はパネリスト及びコーディネーター含め5名以内(厳守)

 

(2) テーマの募集  ~フリーディスカッション形式による発表

  公認会計士制度、業務に関係し、日頃関心を持っている内容で大会参加者と意見交換してみたいと考えるテーマについてのご提案を募集します。ご応募いただく際は、テーマ(例えば「公認会計士制度のあり方」など)及びテーマ選定の趣旨、目的を作成いただき、発表者として希望する者のリストを添えてお送りください。

  継続的専門研修制度協議会において、テーマに合ったコーディネーター等発表者を選定します。

 

※ ご応募いただく際は、発表テーマ及び発表方法を明記の上、住所・氏名・職業・電話番号を記載の上、ご応募ください。

 

4.応募及び推薦締切日

  平成29年2月28日(火)(必着)

 

5.選 考

  継続的専門研修制度協議会において、研究発表のテーマとしてふさわしいか否かを基準として審査・決定します。

  また、発表方法(研究論文、パネルディスカッション形式、フリーディスカッション形式)が偏らないように考慮し選考いたします。

  ご送付された原稿等は返却いたしませんのでご留意ください。

 

6.発表予定テーマ数

  今大会(第38回研究大会)では、10テーマの発表を予定しており、うち2テーマは、研究大会開催地域会である北陸会に割り当てる予定です。

  また、学術賞受賞作品の中で研究発表テーマとしてふさわしいものがあれば、10テーマの中に含めることも検討します。

 

7.研究発表の決定

  平成29年4月末を目処に、応募された方に選考結果をご連絡します。

  なお、選考経緯等は公表しませんので、あらかじめご了承の上ご応募ください。

 

8.送付先及び問合せ先

  〒102-8264    東京都千代田区九段南4-4-1

  日本公認会計士協会  総務本部  研修グループ

  TEL 03-3515-1125(直通)

  FAX 050-3737-6397

  E-Mail  kenshuu@sec.jicpa.or.jp

  (企画運営)継続的専門研修制度協議会・北陸会研究大会実行委員会

 

<参考>前回の研究発表テーマ一覧(第37回研究大会)

【研究発表①】

テーマ1

【パネルディスカッション】

東日本大震災を体験した東北の公認会計士の記録、そして教訓

テーマ2

【パネルディスカッション】

中小企業の経営改善計画の策定・モニタリングと計画未達成企業への対応と留意点

~地域金融機関と公認会計士・弁護士との効果的な協働をめざして~

テーマ3

【論文発表】

第44回日本公認会計士協会学術賞受賞作品

会計不正と実験制度会計論~未来の会計をデザインする~

テーマ4

【論文発表】

被災資産に関する会計処理及び税務指導の標準化への提言

~災害損失引当金及び災害損失特別勘定について~

テーマ5

【パネルディスカッション】

クラウドサービス等で外部委託されたITシステムへのIT内部統制に関する保証業務による信頼性の付与

 

【研究発表②】

テーマ1

【パネルディスカッション】

東北の公認会計士による東日本大震災復興支援

テーマ2

【パネルディスカッション】

国土強靭化、インフラ施設の老朽化対策と公会計の役割

~福島県の復興の現況と基盤となる公会計の考え方~

テーマ3

【論文発表】

職業的懐疑心の高揚~職業的懐疑心に対する阻害要因の検討と会計不正の根本原因への監査対応について~

テーマ4

【パネルディスカッション】

東日本大震災とその復興~会計職業人教育の果たす役割の視点から~

テーマ5

【パネルディスカッション】

バリュエーション業務の多様な進展と公認会計士に求められる変革

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