お知らせ

第35回研究大会研究発表の募集について

2013年10月21日

〈メインテーマ〉未来志向型、公認会計士の創造力

                       ~高品質の先にあるチャレンジング・スピリットが時代を拓く!~

〈開催日〉平成26年9月4日(木)

〈会場〉グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区高輪3-13-1)

 

  日本公認会計士協会は、第35回研究大会を「未来志向型、公認会計士の創造力~高品質の先にあるチャレンジング・スピリットが時代を拓く!~」をメインテーマとして開催します。

  日本経済は、長らく続いた閉塞的状況から脱却しつつあるように思われます。それに伴って社会全体も明るく、希望に満ちあふれることを期待したいものです。そうした“状況の転換”は、明確な目標や強固な意思があって初めて実現することを、今改めて感じます。

  日本公認会計士協会の会員・準会員数は、短期間に急速に増加しました。経済が停滞する中での増加は、未就職者問題等を招来しましたが、経済の回復や法改正による監査の拡大という外部環境の変化を漫然と待つ我々の業界の姿勢にも原因の一端があったと言えないでしょうか。

  ただ、その間にも我々は、倫理規則やCPE制度によって会員個々の品質を維持し、品質管理基準によって業務の品質を維持してきました。このように品質が保持されていればこそ、これまでの姿勢を変え、チャレンジング・スピリットを発揮する時に大きな成果をもたらすものと考えます。

  今こそ、将来を見据えて、公認会計士が提供できる新しい価値を探求する時です。2020年のオリンピック、パラリンピックの成功に向けて走り出した東京で、我々自身の明るい未来を語ってみませんか?

 

  募集する研究発表は、多様なニーズを考慮し、研究論文以外に、パネルディスカッションや、特定テーマについて会場内の出席者も自由に発言できるフリーディスカッションなど、形式を問いません。

  募集要領は以下に記載のとおりです。皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

 

研究発表募集要領

 

1.応募資格

  会員・準会員及び一般有志

 

2.募集テーマ

  原則として、統一テーマ「未来志向型、公認会計士の創造力~高品質の先にあるチャレンジング・スピリットが時代を拓く!~」に関連するテーマとします。

 

3.募集内容

(1) テーマ及び発表者(パネリスト)の募集

① 研究論文による発表

  研究論文による報告は、日頃の研究内容を論文に纏めて、研究発表当日、発表していただきます。ご応募いただく際は、MS Wordソフトウェアを利用して次のとおり論文を作成し、印刷原稿(1部)及び電子データをメールに添付の上、お送りください。

・ A4判10頁以内(目次、図表等すべてを含みます)

・ 1頁の設定 40字38行(フォントサイズは本文11ポイント)

※ なお、研究論文については会員からの推薦も選考の対象とします。推薦方法は、推薦する研究論文(テーマ)及び発表方法に発表者の住所・氏名・職業・電話番号、発表者の同意を得ていることを明記の上、お送りください。

② パネルディスカッション形式の発表

  パネルディスカッション形式の研究発表は、研究内容を発表当日スライド資料としてご用意いただき、その内容についてパネリスト間でディスカッションを行います。

・ ご応募いただく際は、A4判の用紙5枚程度でパネルディスカッションの企画書(テーマ・発表の趣旨、目的・内容の概要・パネルディスカッション形式とした理由・パネリストの略歴を記載)を作成いただき、電子データをメールに添付の上、お送りください。

・ 採用となった方には、当日掲示・配付用のスライド資料(MS PowerPointソフトウェア利用)を提出していただきます。

・ 人数はパネリスト及びコーディネーター含め5名以内(厳守)とします。

(2) テーマの募集

① フリーディスカッション形式の発表

  公認会計士制度、業務に関係し、日頃関心を持っているテーマで、大会参加者と意見交換してみたいと考えるテーマについて提案をいただきます。ご応募いただく際は、例えば「公認会計士制度のあり方」など、テーマ及びテーマ選定の趣旨、目的を作成いただき、発表者(応募者側で希望する者)リストを添えてお送りください。

  テーマにより、継続的専門研修制度協議会において、コーディネーター等発表者を選定します。

※ ご応募いただく際は、発表テーマ及び発表方法を明記の上、住所・氏名・職業・電話番号を記載の上、ご応募ください。

 

4.応募及び推薦締切日

  平成26年2月28日(金)(必着)

 

5.選 考

  継続的専門研修制度協議会において審査・決定します。

  研究論文については、研究発表のテーマとしてふさわしいか否かを基準として審査いたします。

  また、発表方法(研究論文、パネルディスカッション形式、フリーディスカッション形式)が偏らないように考慮し選考いたします。

  なお、ご応募された原稿等は返却いたしません。

 

6.発表予定テーマ数

  今大会(第35回研究大会)では、応募テーマの増加を考慮し10テーマの発表を予定しております。

  このうち1~2テーマは、研究大会開催地域会である東京会に、割当てる予定です。

  また、学術賞受賞作品の中で研究発表テーマとしてふさわしいものがあれば、10テーマの中に含めることも検討します。

 

7.研究発表の決定

  平成26年4月末を目処に、応募された方に選考結果をご連絡します。

  なお、選考経緯等は公表しませんので、あらかじめご了承いただいた上でご応募ください。

 

8.送付先及び問合せ先

  〒102-8264    東京都千代田区九段南4-4-1

  日本公認会計士協会 総務本部 研修グループ

  TEL 03-3515-1125(直通)

  FAX 050-3737-6397

  E-Mail  kenshuu@sec.jicpa.or.jp

  (企画運営/継続的専門研修制度協議会・東京会研究大会実行委員会)

 

<参考>前回の研究発表テーマ一覧(第34回研究大会)

【研究発表①】

テーマ1

兵庫県・神戸市・姫路市から地方公会計改革を展望する
~ 公会計が「治世の言語」たりうるために ~

テーマ2

会計倫理の視座  -規範的・教育的・実証的考察-

テーマ3

中小企業と会計、中小企業政策と公認会計士に期待される役割について

テーマ4

大海原を超え、世界で活躍する公認会計士
~途上国の公共財政管理の確立にむけて~

テーマ5

会社法改正の方向性と公認会計士の役割

【研究発表②】

テーマ1

会計・監査・税務アカデミズムからの知的いざない
~ 公認会計士は学究的フロンティアから何を学ぶべきか ~

テーマ2

『職業会計士のための国際教育基準(IES)全面改訂による我が国の公認会計士教育の変革~IAESB議長を交えIES改訂版の日本に与える影響を考える~』

テーマ3

事業承継と公認会計士に期待される役割

テーマ4

CAATで不正会計に対処する、EXCELを用いた異常点監査技法

テーマ5

管理会計と原価計算の革新を目指して

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