統合報告東京フォーラムの開催のご案内
国際統合報告評議会(IIRC)は、日本公認会計士協会及び東京証券取引所との共催により、統合報告東京フォーラムを平成24年11月1日(木)に、ホテルオークラ東京にて開催いたします。これは、11月2日(金)に開催されるIIRC評議会(Council)東京会合にあわせ、国内関係者に向けて実施されるものです。
IIRCは2013年の公表を目指して統合報告フレームワークの開発を進めています。本フォーラムでは、より良い企業報告の実現に向けた示唆を得ることを目的に、統合報告及びその背景にある政策面、実務面の国際潮流を共有します。
当日は、IIRC関係者からのIIRC及び統合報告についての報告のほか、IIRCメンバーである企業、投資家、国際機関、企業報告基準設定団体の関係者が登壇し、「長期的価値の創造に向けて~市場は変わるべきか?企業報告の役割とは?~」、「企業報告枠組みの発展と調和」と題してのパネルディスカション実施を予定しています。
フォーラムの内容、参加の申込みについては、IIRCのウェブサイトをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
http://www.theiirc.org/tokyo/%e6%9d%b1%e4%ba%ac-tokyo/
【参考】
※ 統合報告
IIRCの提唱する統合報告は、企業が、主に投資家に対し、経営戦略、ガバナンス、パフォーマンス及び見通しに関する情報を統合的に報告するものであり、財務面だけでなく、持続可能性や知的資産に関する情報を含む。短期志向の金融市場、グローバルな資源・環境問題の顕在化、経営の不確実性増大、知的資本の重要性といった環境変化に対応し、国際的に一貫した枠組みのもとで、中長期視点での企業報告を実現することを目的としています。
※ IIRC Discussion Paper「統合報告に向けて -21世紀における価値の伝達-」(“Towards Integrated Reporting”)
原文:http://www.theiirc.org/resources-2/discussion-paper/
仮訳:http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/iirc.html
※ Prototype International Framework – Working Draft
http://www.theiirc.org/resources-2/prototype-international-framework-working-draft/
※ 関連するセミナー WICI(World Intelectual Capital/Assets Initiative)においても、統合報告に関連して平成24年10月31日(水)に「WICIシンポジウム2012」を開催しますので、併せてご参加ください。
WICIシンポジウムの詳細は、
http://www.wici-global.com/symposium2012/
をご覧ください。