プレスリリース「監査制度充実強化調査会について」
2012年01月13日
平成24年1月13日
日本公認会計士協会
日本公認会計士協会は、今般の企業不祥事を踏まえ、昨年末、現在の会計監査及び企業統治のあり方について検討を行うことを目的とした「監査制度充実強化調査会」を設置することを公表いたしましたが、同調査会での主な検討項目を次のとおりとすることが、本日開催の理事会に報告されました。
(1) 企業統治と外部監査との関係の検討
(2) 不正・誤謬・違法行為発覚後の会計監査人としての対応手続の再点検
(3) 不正等に係る監査実務指針の再点検
(4) 公認会計士が鑑定評価業務等を依頼された場合の対応の検討
(5) 経済社会・資本市場における監査制度の意義・目的・あり方の確認と理解を求める方策の検討
当調査会は当協会の山崎会長が構成員長となり、副会長及び外部有識者等で構成します。
当調査会での検討は、原則として、当協会が現在調査中である今般の企業不祥事に係る監査業務についての調査結果を受けて行うことになります。
当調査会での検討結果に基づき、必要に応じて、監査に関する指針等の改訂を行う当協会内の担当機関に諮問を行うとともに、外部に対し適宜法改正等の改正を提言することとします。
以 上