お知らせ

IIRCの設立について〜A4S及びGRIからのプレスリリースの公表(お知らせ)〜

2010年08月11日

A4S(Prince’s Accounting for Sustainability Project)及びGRI(Global Reporting Initiative)より、IIRCの設立について以下のプレスリリース等が2010年8月2日付けで公表されましたのでお知らせします。

・ Press Release及びPress Briefing Formation of the International Integrated Reporting Committee (IIRC) 

 国際統合報告委員会(IIRC:International Integrated Reporting Committee)の目的は、国際的に合意されたサステナビリティ報告フレームワークを構築することです。これにより、財務、環境、社会、ガバナンスの情報を、明瞭で、簡潔で、一貫した、比較可能な形で、一体として提供することができるようになります。これは、組織全体の過去及び将来のパフォーマンス情報を、より網羅的にし、理解しやすくすることによって、新しい、より持続可能な国際経済モデルのための要請に応えることを意図したものです。
 国際統合報告委員会は、次の二つのグループで構成されており、Working Groupメンバーに当協会の副会長である小見山満が就任しております。
 ・ Steering Committee(議長:Sir Michael Peat, Principal Private Secretary to TRH The Prince of Wales and The Duchess of Cornwall)
 ・ Working Group(議長[Co-Chair]:Paul Druckman, Executive Board Chairman, The Prince’s A4S Project、及びIan Ball, IFAC CEO) 

■ 上記のプレスリリース等は、IIRCのウェブサイトから入手可能です。   
      www.integratedreporting.org 

■ A4S(The Prince’s Accounting for Sustainability Project) 
 2004年に英国チャールズ皇太子により開始され、企業行動による長期的かつ広範な帰結を考慮しつつ、21世紀に直面する持続可能性課題に対応することのできる意思決定及び報告システムを開発しているプロジェクト。A4Sは、企業、投資家、政府、会計士団体、市民社会及び学識者と共に、一般に受け入れられる統合報告フレームワークの必要性についての共通認識を得るとともに、持続可能性を意思決定プロセスに反映させるための実務的ガイダンス及びツールを開発している。 

■ GRI(Global Reporting Initiative) 
 GRIは世界で最も広範に利用される持続可能性報告フレームワークを先駆的に開発するとともに、その継続的な改善と世界各地での実務的な適用に貢献してきた。本フレームワークは、組織が経済、環境及び社会パフォーマンスを測定し、報告するに当たっての原則と指標を提供している。 

以  上

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