DE&I研修会『組織内会計士・社外役員会計士のための制度改正説明会～登録制度、CPE、会費等の制度改正について～』の開催について（2023.3.23）

　2023年3月23日、ハイブリッドにて研修会『組織内会計士・社外役員会計士のための制度改正説明会～登録制度、CPE、会費等の制度改正について～』が開催され、約170名の方々にご参加いただきました。

　2022年５月に改正公認会計士法が公布され、資本市場の信頼性の確保のための制度改正（上場会社監査事務所登録制度の法定化等）や、公認会計士の能力発揮・能力向上に向けた環境整備（監査法人の社員の配偶関係に基づく業務制限の緩和、企業等に勤務している公認会計士の登録事項の整備等）が行われ、この改正を受けて、改正法に関連する政令及び内閣府令の改正・整備が進められ、JICPAにおいても会則・規則・細則等の改正作業が進められているところです。

※当日の開催案内は、以下ＵＲＬよりご確認いただけます。
　https://jicpa.or.jp/business/paib/information/achievements/024709.html

　アンケート内容と特筆すべき点を下記の通りご紹介いたします。　
　・勤務先を届出ているから特に追加の手続きは無いと誤認していたことに気付きました。
　・「我々への信頼が高まっている」という話が印象に残りました。
　・会計監査人だけでなく、会計士全体で業界の信用・信頼を盛り上げようということについて大変共感しました。
　・社会からの期待値が高まっているということですが、コンサルファームなどではない一般事業会社に勤務の企業内会計士は、他の一般従業員と同じ扱いです。宅建士等の不動産業界の資格のように一定数の会計士を組織内に確保することを法的に義務付けるなど、組織内に会計士がいることにより企業がメリットを受けられるような制度を作り、協会として組織内会計士の地位向上に取り組むべきかと思います。

　本研修は、後日E-leaningで配信される予定となっております。ご関心のある方は、是非ご受講ください。