『歴史からの教訓:戦前日本における「組織内会計士の萌芽」とその挫折』開催について(2021.7.30)

掲載日
2021年07月30日

 2021年7月30日、リモート配信にて『組織内会計士のためのコーチング入門』が開催をされ、約110名の方々にご参加いただきました。

 本研修は①戦前から戦時、戦後にかけての日本における企業統治・資金調達構造や会計行動の特徴②戦前日本における英国勅許会計士の活動状況、1911年商法改正時における職業的会計専門家の監査役への登用に関する議論、職業的会計専門家事務所の設立とその活動内容③「組織内会計士の萌芽」の挫折とは対照的に、1920年代・1930年代以降に徐々に日本企業で一般化していく内部昇進システムについて大きく3部制に分けてお話をいただきました。

※当日の開催案内は、以下URLよりご確認いただけます。
 https://jicpa.or.jp/business/paib/information/achievements/024852.html

※本研修会は後日Eラーニングとして配信をされますので是非ご覧ください。

アンケート内容と特筆すべき点を下記の通りご紹介いたします。

  • 配当重視の株主の要求(高配当選好)という前提を知ることで、当時の経営や会計処理に関する規制に係る状況について理解が深まった。
  • 戦後の話はいろいろな文献で学べますが、戦前の話はなかなか学べないので、そのあたりの歴史的な流れが参考になりました。
  • 各務と平生についてほとんど知識がなかったのですが、非常に興味を持ち、手元で調べてしまいました。今後ともこのような研修を開催してほしいです。

 

以上

 

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