組織内会計士研修会『新しい資本主義の下の適正分配経営: 公認会計士の役割』の開催について(2023.7.12)

掲載日
2023年08月16日

 2023年7月12日、ハイブリッドにて研修会『新しい資本主義の下の適正分配経営: 公認会計士の役割』が開催され、約130名の方々にご参加いただきました。

 今回の研修会は、早稲田大学 教授(D.Phil. Oxford)、オックスフォード大学博士 元教授のスズキトモ氏をお招きし、「新しい資本主義」はなぜ「分配」に注目するのか、「分配」戦略の前提としての「成熟経済社会」とは、DS経営・経済モデル「付加価値分配計算書」の活用、シミュレーション、DS経営の実践に向けてなどをご説明いただきました。

※当日の開催案内は、以下URLよりご確認いただけます。
 https://jicpa.or.jp/business/paib/information/achievements/025231.html

 アンケート内容と特筆すべき点を下記の通りご紹介いたします。 
 ・とても素晴らしい講義だと思いました。自己株買いから従業員への配分に変えることで、従業員、企業、政府にメリットがあるというのはその通りだと思います。配分比率の問題だと思うので、あとは投資家との利害調整が可能かということかと思います。
 ・付加価値分配計算書が制度として導入されれば、会計が世界を変えるかもしれないという点について納得させられました。
 ・株主との対話を重視する政策・環境に違和感を覚えていました。今日のお話を伺って、アメリカの制度の真似をして、日本に導入するのではなく、日本の実情に応じた制度設計をし、丁寧に内外の投資家に説明していくことが大切ではないかと思います。海外のMBAの学生のコメントには驚きました。

 本研修は、後日E-leaningで配信される予定となっております。ご関心のある方は、是非ご受講ください。

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