- 掲載日
- 2019年05月28日
主催:日本公認会計士協会
組織内会計士協議会
日本公認会計士協会・組織内会計士協議会では、組織内会計士の資質の維持及び向上を図るとともに、組織内会計士の組織化を推進し会員及び準会員の活動領域の拡充及び人材の流動化を促進することを目的として、組織内会計士に関する研修会等を実施しています。
社内各部の残業が減っていく中で、特に決算期の残業や休日出勤が一向に減らない経理部門が、『働き方改革』を推進する人事・総務部などから強いプレッシャーを受けているようです。大規模なシステム投資をしなくても、人間の作業を自動化するロボティクス(RPA)は、認知度が劇的に高まり、関心は大変高まっています。しかし、その関心の高まりと比べると、実際には導入されることは多いとは言えない状況で、最近では失敗事例も多く耳にするようになりました。
このような状況の下で、本講義ではAIとRPAの実態を把握して、実務でどう対応すべきかを解説します。単純作業を減らし、働き方改革に取り組みたい組織内会計士の皆様に有用なセミナーです。ぜひ奮ってご参加ください。
<研修会概要>
【開催日時】 | 2019年6月28日(金)18:30~21:00 |
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【場 所】 | 公認会計士会館ホール1 |
【内 容】 | (1) 日本でのRPAの導入状況
(2) RPA対応の効果(例)~世界初「ロボット事務センターの地方開設」 (3) RPAはどのような作業に適用するべきか ~日本企業の多くが間違えているアプローチ~ (4) こんなにあるRPAのメリット (5) どのような作業をロボにさせられるか ~【実演】銀行の為替レート情報をExcelに貼るロボ作成と実行 (6) 連続する作業をロボにさせてみよう ~【実演】 会計システムにログイン→ 貸借対照表をエクスポート→ Excelに読み込む→ メールに添付し経理部員(人間)にメール配信~ (7) 実際にRPAが導入されている経理業務の例 (8) 連続しない作業はRPA対象にうってつけ (9) 経理業務の「標準化」から始めるアプローチの問題点 (10)日本企業で導入されている主なRPA製品の比較説明 (11)内部統制制度におけるRPAの取扱 (12)日本企業でRPAが導入され、わかってきた17の留意点 (13)RPAの管理者が想定すべき5つのリスクとは? (14)ロボ化の対象となる経理業務の洗い出し方 (15)経理業務はAIに取って代わられるのか? ~今のAIの限界と「AIに負けない経理マン」になるためのポイント |
【講 師】 | 中田 清穂 氏
(一般社団法人日本CFO協会主任研究委員、 有限会社ナレッジネットワーク代表取締役社長、公認会計士) |
【参加対象者】 | 日本公認会計士協会会員及び準会員 ※参加者にはCPE単位(3単位)が付与されます |
【参加費】 | 無料 |
【参加申込方法】 | 日本公認会計士協会CPE ONLINEから申込み https://secure.cpe.jicpa.or.jp/ ※ご都合が悪くなった場合は、CPEONLINEからキャンセル手続きをお願いいたします。 |
【申込受付期間】 | 2019年6月27日(木)まで |
【問合せ先】 | 日本公認会計士協会 組織内会計士協議会事務局
Mail: paib@sec.jicpa.or.jp |
以 上