- 掲載日
- 2019年12月17日
主催:日本公認会計士協会
組織内会計士協議会
日本公認会計士協会・組織内会計士協議会では、組織内会計士の資質の維持及び向上を図るとともに、組織内会計士の組織化を推進し会員及び準会員の活動領域の拡充及び人材の流動化を促進することを目的として、組織内会計士に関する研修会等を実施しています。
企業価値を向上させなければならない、企業は革新または改善をし続けなければ存続できないという意見に異議を唱える人はいないと思います。変革とは、管理だけ、業務だけを変革するということではなく、規範から戦略、戦略から管理と導かれた焦点化に沿って業務を変えていくものです。変革の目的は、お客様に新たな価値を持った製品・サービスを提供し続けることです。優れた企業や経営関連書籍を研究すればその方法論をある程度理解はできますが、組織を変革するためには、これまでの「効率を重視する経営」から「効果を重視する経営」に、「個人の能力向上」から「組織能力の向上」を目指し、「健全な組織づくり」に移っていくことに気付く必要があります。
本講義では、株式会社リコーのCS推進室長在任中出会ったアメリカのマルコム・ボルドリッジ賞に精通され、日本経営品質賞の創設に深く関わり、実践を通して身につけた日本経営品質賞の評価基準の活用ノウハウを全国各地で伝道してきた講師より、事例を紹介いただきながら、組織変革の要諦、なくてはならない会社、競争優位性を維持するために必要な視点につき、参加者に自社の事業戦略、組織変革を振り返る機会を提供いたします。
大企業であっても既存の延長で事業を経営し続けることが適わなくなってきており、経営革新ができていない会社が多いかと思います。組織変革の必要性を理解し、自社の企業価値向上に貢献できるかにつき改めて考えてみたい方、是非奮ってご参加ください。えられています。また意匠法改正による知財戦略の変化にも着目していくことが重要です。
<研修会概要>
【開催日時】 | 2020年1月16日(木)18:30~20:30 |
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【開催場所】 | 公認会計士会館ホール |
【内 容】 | <スキル領域:ビジネスリーダースキル>
・「どのような戦略を策定するのか?」から「どのように戦略を策定するのか?」 ・その組織が追求する価値基準によって組織が策定する戦略が決まってくる ・組織が追求する価値基準の「オペレーショナル・エクセレンス」 「製品のリーダーシップ」「カスタマー・インテマシー」3つを理解する ・ラグジャリーホテルとビジネスホテルのように追求する価値観が異なる組織は同 業であっても展開する戦略が異なるのでライバルとは見なさない ・同じ価値基準を追求する組織は、その戦略内容は同質化し、差別化にはならなくなる ・戦略内容の実行度合いがライバルとの差別化になってくる ・戦略の実行度合は何によって影響を受けるのかの研究が進み、企業の組織文化・風土の差が実行度合いの差と関連することが判明された ・目に見えない組織文化・風土のレベル把握、改善方法は、目に見える領域の改善手法が通用しない領域です。この組織文化・風土の改善に有効な研究の成果日本経営品質賞の評価基準のエッセンスを紹介します |
【講 師】 | 田村 均 氏
(CS実践研究所 所長、株式会社ユー・エス・エス社外取締役 NPO法人 顧客ロイヤリティ協会 理事 APQC認定ビジネスプロセス・ベンチマ-キングインストラクタ- 経営品質協議会 表彰制度委員及び主任審査員歴任) |
【想定する対象者】 | <レベル:スタンダード~エキスパート> 日本公認会計士協会会員及び準会員 ※参加者にはCPE単位(2単位)が付与されます |
【参加費】 | 無料 |
【参加申込方法】 | 日本公認会計士協会CPE ONLINEから申込み https://secure.cpe.jicpa.or.jp/education/ks_list2.php?cd240=0001657 ※ご都合が悪くなった場合は、CPEONLINEからキャンセル手続きをお願いいたします。 |
【申込受付期間】 | 2020年1月15日(水)まで |
【問合せ先】 | 日本公認会計士協会 組織内会計士協議会事務局
Mail: paib@sec.jicpa.or.jp |
以 上