- 掲載日
- 2021年10月19日
主催:日本公認会計士協会
組織内会計士協議会
日本公認会計士協会・組織内会計士協議会では、組織内会計士の資質の維持及び向上を図るとともに、組織内会計士の組織化を推進し会員及び準会員の活動領域の拡充及び人材の流動化を促進することを目的として、組織内会計士に関する研修会等を実施しています。
昨今のリモートワーク、働き方改革、多様性の受容等、社会の環境変化に伴い、企業は職場や組織のマネジメントについて転換を迫られています。CFOや経理・財務、経営企画等の各組織で責任を果たしておられる組織内会計士の皆さまにおかれては、組織のパフォーマンスをいかに上げて企業価値を高めるかが、マネジメントはじめステークホルダーから期待されているところかと思います。
組織のパフォーマンスを上げるための方法としては、従来、目標設定と達成度に応じた配分(言わばアメとムチのようなもの)が一般的に実施されてきましたが、果たしてこれからの組織マネジメントでも有用と言えるのでしょうか。従来と異なり、オフィスでいつも顔を合わせることのないリモートワークにも効果的なマネジメントとは何でしょうか。多様な働き方を受容する組織で一人ひとりが納得できる役割分担はどうすればよいでしょうか。
こうした経営課題に対して本講義では、組織の一人ひとりの『幸福』に関する視点と『経営管理』の視点を融合させた『幸福経営』について理論や事例をもとに皆さまと一緒に考えていきたいと思います。組織内会計士としてご自身の組織の一人ひとりの『幸福』と『経営』の双方の観点から何をすべきか、何ができるのかを考え、明日からの実践に役立てていただきたいと思います。
講師には、幸福学の第一人者でシステムデザイン・マネジメント学、イノベーション教育を専門とされ、理工学から心理学、社会学、哲学まで、様々な分野にまたがる研究、講演や執筆活動等、幅広くご活躍でいらっしゃる慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授の前野隆司先生にお越しいただきます。ぜひ奮ってご参加ください。
<研修会概要>
【開催日時】 | 2021年12月10日(金)18:30~20:30 |
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【開催方法】 | リモート |
【単位コード】 | 9301 |
【Eラーニング】 | 有 |
【内 容】 | 1.幸福経営が求められる背景
2.幸福経営が個人、組織にもたらす変化や影響 3.幸福経営と昨今のリモートワーク、多様性の受容等の経営課題との関係 4.幸福経営の事例 |
【講 師】 | 前野 隆司氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授) |
【想定する対象者】 | ベーシック 日本公認会計士協会会員及び準会員 ※参加者にはCPE単位(2単位)が付与されます |
【参加費】 | 無料 |
【参加申込方法】 | 日本公認会計士協会CPE ONLINEから申込み https://secure.cpe.jicpa.or.jp/education/ks_list2.php?cd240=0001827 ※ご都合が悪くなった場合は、CPEONLINEからキャンセル手続きをお願いいたします。 |
【申込受付期間】 | 2021年12月7日(火)まで |
【問合せ先】 | 日本公認会計士協会 組織内会計士協議会事務局
Mail: paib@sec.jicpa.or.jp |
以 上