- 掲載日
- 2022年02月15日
主催:日本公認会計士協会
組織内会計士協議会
日本公認会計士協会・組織内会計士協議会では、組織内会計士の資質の維持及び向上を図るとともに、組織内会計士の組織化を推進し会員及び準会員の活動領域の拡充及び人材の流動化を促進することを目的として、組織内会計士に関する研修会等を実施しています。
経理・財務のシステム化は、『紙』での入手をベースにした業務プロセスを前提に、「紙を電子化・テキストデータ化する『デジタイゼーション』」に傾倒してしまいがちです。
しかし、最近の電子帳簿保存法における「電子取引」や2 年後に強制適用となる「インボイス制度」などの法制度は、エビデンスをそもそも『紙』でやり取りするのではなく、『データ』でやりとりすることが常態化することを前提に整備され始めています。このような法制度の変化も相まって、エビデンスの『データ』による入手をベースにした業務プロセスを前提とする『デジタライゼーション』を念頭にアプローチすることで、財務・経理の新たな業務プロセスモデルを進める事例が出ています。現行法制度とその課題、一方で既に世の中では一般化されている新たなビジネスモデルの台頭や商取引等から、経理・財務領域の人財としてどのような考え方で取り組むべきかを実務に即して解説します。
特に、講師が実際に対応した、アフラックのシステム化の事例は、上流のシステムや業務の改善やガバナンスの強化を考慮して、今後の財務経理の業務を、システムと共にどのように変えるべきかを考える上で、重要な示唆を得られるでしょう。
<研修会概要>
【開催日時】 | 2022年3月1日(火)18:00~20:00 |
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【開催方法】 | リモート研修 |
【単位コード】 | 6302 |
【Eラーニング】 | 有 |
【内 容】 |
1.経理財務領域に関わる環境変化の理解
(1)生活の中で起こっていること (2)ビジネスの現場で起こっていること (3)担当業務の現場で起こっていること 2.経理財務部門におけるDXの理解 (1)デジタイゼーションとデジタライゼーション (2)オペレーションは自動化 (3)プロセスはE2Eで考える (4)ルールベースとプリンシプルベース 3.事例による解説 (1)システム構成概要 (2)DXへの取り組み |
【講 師】 | 日下部 淳 氏
(元アフラック生命保険株式会社 ・コーポレートIT室グローバルビジネスアーキテクト ・経理部部長、 現一般社団法人日本CFO 協会主任研究委員、PwCコンサルティング合同会社ディレクター、米国公認会計士・公認内部監査人) |
【想定する対象者】 | 日本公認会計士協会会員及び準会員 ※参加者にはCPE単位(2単位)が付与されます |
【参加費】 | 無料 |
【参加申込方法】 | 日本公認会計士協会CPE ONLINEから申込み https://secure.cpe.jicpa.or.jp/education/ks_list2.php?cd240=0001867 ※ご都合が悪くなった場合は、CPEONLINEからキャンセル手続きをお願いいたします。 |
【申込受付期間】 | 2月27日(日) |
【問合せ先】 | 日本公認会計士協会 組織内会計士協議会事務局
Mail: paib@sec.jicpa.or.jp |
以 上