日本公認会計士協会

IASBが公開草案『IFRS第8号「事業セグメント」の改善』(IFRS第8号及びIAS第34号の修正案)を公表

2017年04月04日
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  IASBは、2017年3月29日、公開草案『IFRS第8号「事業セグメント」の改善』(IFRS第8号及びIAS第34号の修正案)を公表しました。

  本公開草案は、IFRS第8号の適用後レビュー(PIR)の結果を受けたもので、PIRにおいて、IFRS第8号が総じて意図された通りに機能していることが確認されたものの、一部の領域に関しては改善が必要であることが識別されました。

  本公開草案における改善案には以下の修正が含まれています。

・2つの事業セグメントを集約することができる前に、満たさなければならない集約の要件を明確化し強調すること

・最高経営意思決定者の機能を遂行する人物又はグループの肩書き及び役割の開示を企業に要求すること

・財務諸表のセグメントが年次報告書や付随する文書の他の箇所で報告されるセグメントと異なる場合、財務諸表の注記で情報を提供することを企業に要求すること

  IASBはIAS第34号「期中財務報告」を修正し、過去の期中報告期間に係る修正再表示後のセグメント情報を、現在よりも早く提供することを、セグメントを変更する企業に要求することも提案しています。

  本公開草案に関するコメント期限は、2017年7月31日です。

 

  詳細は、IASBのウェブサイトをご参照ください。

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