Q公認会計士を目指した経緯を教えてください

Q受験期間中の思い出を教えてください
小さなキャンパスとコミュニティを離れて、神保町の専門学校に通う日々。とにかく短期間で受かりたいと、大学には行かずにひたすら勉強する毎日でした。人生で初めて勉強に打ち込んだ経験が、後に海外でのMBAを取るための勉強生活に役立ちました。
Q公認会計士試験合格後の略歴を教えてください
監査法人トーマツの国内監査部門に入社後、オハイオ州立大学のMBAを経て、外資系証券会社の投資銀行部門でM&Aのアドバイザリー業務に従事。 日本コカ・コーラで財務本部、経営戦略本部を担当後、M&Aを推進する部門を立ち上げました。 その後、東京コカ・コーラボトリングの取締役 CFOとしてファイナンス全般を統括した後、他のコカ・コーラ ボトラー社との統合を経て、コカ・コーライーストジャパンの常務執行役員 財務経理統括部長に就任。 現在は、更なる統合を経て、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの執行役員 トランスフォーメーションプロジェクト統括部長として変革を推進しています。
Q現在の仕事内容について教えてください
Q現在の仕事についてどのようにお感じになっていますか
異なる文化を持つ会社がより高みを目指す中で、大いにチャレンジし甲斐のある役割を担っていると感じています。常に前向きに一歩一歩進みながら、2020年に東京オリンピックを開催する時には、ホストボトラーとして、皆様に変革完了後の姿を見てもらえるよう頑張っています。
Q差支えない範囲内で家族構成を教えてください
夫、子供2人(中学2年の娘と小学校3年の息子)と4人暮らし
Q仕事を行う上で心がけていることを教えてください
コンフォートゾーンから一歩出て、新たなチャレンジを恐れないこと
Q会計・監査の知識が現在の業務にどのように活かされているか教えてください
自分の今の仕事のバックボーンとして、会計や監査の知識が役立っています。ベースとしての専門的な知識の上に、様々な経験や職務での学びが積み重なって、今の自分を支えてくれていると思います。
Qキャリアビジョンを教えてください。また、キャリアを実現するための課題があれば教えてください
日本の大企業におけるCFOとして、真に競争力のあるグローバルカンパニーになるための一翼となること
Qワークライフバランス実現に向けて、工夫されていることはありますか
自分にしか出来ない事、または自分がするべき事に集中し、その他の事柄や業務は徹底的に外注するか部下(時には上司)に任せています。
Q疲れた時の、「自分へのご褒美」はどんなものですか
ホットヨガとゴスペル。セールでの爆買い。
Qあなた自身がロールモデルとしている人はいますか
完璧な人はいないので、特定のロールモデルはいません。ただし、周囲の素敵な方々、尊敬できる方々の素晴らしい部分を少しずつ部分的に真似したいなと思っています。
Q最近興味のあるトピックを教えてください(会計士業界以外のトピックでも可)
人手不足をどのように解消するのかが企業戦略の大事なテーマとなっていると思います。どうやってこのテーマをチャンスに変えられるのか、非常に興味があります。
Q1か月間休暇が取れるとしたら、何をしたいですか
家族と海外のクルーズに行って、寄港地でその土地の食べ物を堪能したり、現地の人と交流をしたいです。とはいえ、たまっている書籍を読んだり、子供たちの勉強を見ている内に、近場レジャーとなる予感が。。。
Q公認会計士試験志望者へのメッセージをお願いします
公認会計士の仕事は非常に広がりがあるものだと思います。また、その重要性は益々増していくことでしょう。勉強は大変ですが、チャレンジのしがいのある資格だと思います。頑張って下さい!
Q女性会計士へのメッセージをお願いします
現在、弊社の女性活躍推進も担っていますが、優秀な女性が活躍出来るフィールドは着実に広がっています。公認会計士は専門家としてジェンダーによるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を受けづらいという利点があり、また、手に職をもつことで、ライフイベントによるキャリアの中断も乗り越えることができると良いことずくめです。継続は力なり。我々女性会計士がもっと活躍することで、次世代のロールモデルになっていければいいですね。