組織内会計士として活躍

慶應義塾大学経済学部卒業、04年監査法人入所、09年に渡米、現地企業2社を経て15年に帰国、家電メーカーで財務報告、内部統制などを担当

企業や官公庁など、公認会計士の専門的な知識・経験・判断力が必要とされる場面は増える一方です。IPOやM&A、資金調達など企業の経営に近い部門で、またはCFOとしての活躍に期待が寄せられています。

石田友梓
(事業会社勤務)

現在は、月次や四半期ごとの決算レポートの作成、親会社からの問い合わせへの対応などを担当しています。経理や決算業務の責任者を務めたときは、監査法人と違ってメンバーの知識レベルもバラバラなので、それをまとめる力が求められました。また、かつてとは逆に外部監査に対応する立場となり、財務報告は作るのと見るのでは視点が異なってくること、監査を受ける側も資料の準備などが大変なことを実感しています。企業の中で働くことには、管理会計なら数値データを使って経営陣や営業部署の活動に直接貢献できる、内部統制なら改善策を通じて会社のオペレーション改善という成果が見える、そういう魅力ややり甲斐があります。

会計や監査は、国や会社の業態にかかわらず、どこでも通用するスキルであり、公認会計士という資格によって選択肢や可能性は大きく広がります。また、女性にとっては、様々なライフイベントに応じて働き方を変えられるのも魅力です。私自身、この資格があれば、多少のインターバルがあってもキャリアに支障はないと考え、監査法人を退職してアメリカに留学しました。在米時にはアメリカやメキシコ、今はシンガポールや中国のメンバーとのやりとりを経験していますが、仕事の進め方やコミュニケーションのとり方はそれぞれに異なるので、新たな発見があります。将来は、どこの国でも通じる会計のプロフェッショナルになりたいと思います。

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